BC RACE Stage one

Stage One

いよいよアドベンチャーの始まりだ。450人がスタートに並ぶ。どんなレースでもスタートが最も危険な箇所の1つであることは、私を含め、プロレーサーなら誰でも知っている。

レーザーが押し合う草地でいきなりパートナーのYoshiを見失ってしまった。私よりもずっと速く走っているかもしれない。今日のレースは、Shawnigan LakeからLake Cowichanまで、林道、ダブルトラック、シングルトラックトレイルを含むコースだ。バイクを降りて押しているライダーたちの横で私を待っているYoshiと合流して、最初の給水ポイントを通過した。水は取らない。それよりもシングルトラックに入る前にいい位置を確保することが重要だからだ。

残り20km、気温の上昇とフリーライダーを自負するYoshiのウェア選択が、私たちのペースを次第にダウンさせる。フィニッシュまでは楽に走った。初日はまあまあ。もっとスムーズにレース展開すれば、楽にライディングできることが分かった。

ステージ優勝 Team Canondale U.S.A. タイム 4時間14分
45位 Team Brownfish Jumpers タイム5時間43分

BC RACE Stage one

Stage-1, 89 kilometers
Nerves were frayed as all 450 racers lined up to start was to turn into an epic adventure. As a former professional cyclist I was well aware that the start would be one of the most dangerous times of this 7 day race. Even though the organizers warned us at the previous nights pre-race meeting as soon as the gun went off so did the race. Within 500 meters I had lost my partner , who seemed to be riding way faster than I could, a big field full of cut grass slowed everyone down as racers, myself included, had to dismount and clear their drivetrain of grass before continuing. Yoshi was pulled over waiting for me and we got going along with the rest of the field. Todays race was an 89 kilometer ride from Shawnigan Lake to Lake Cowichan, it included a variety of the terrain that we would ride over the next 7 days, gravel logging roads, double track jeep roads and of course what all mountain bikers crave , single track trails. The heat, mid 30`s was a factor many riders including Yoshi didn`t consider as they rode past the first water station thinking it was more important to hold their position in the technical trails. The heat and Yoshi`s choice of clothing ” I`m not a racer anymore, I am a freerider” started to effect his riding and for the last 20 kilometers we had to back off on the pace and cruise into the finish. We felt okay about our day and realized we could do a bit better if we worked together more smoothly, little did we know what day 2 had in store for us.
Stage winners- Team Canondale U.S.A. – 4:14
45 place- Team Brownfish Jumpers – 5:43

BC RACE


BCレース

カナダのTV番組“Rideguide”の取材クルーをガイドしたのは、2007年の初夏のこと。日本のライディングスポットを紹介する30分番組の作製に協力した。ライダーは、カナダのタイトルを5回獲得し、オリンピック出場2回のAndreas Hestlerと私だ。番組は、www.rideguide.caのepisode 138で見ることができる。

さてこの撮影中、Andreasは、自身がコースディレクターを務めるBCレースについて熱く語っていた。カナダブリティッシュコロンビア州のトレイルを使ったマウンテンバイクの7日間ステージレースらしい。Andreasが私を招待してくれると聞いたときは、もちろんすぐにOKした。

BCレースは、2名のチームで戦う。私は、BC州在住の日本人ライダーYoshito Tsujiとチームを組むことにした。彼は、地元のトレイルを熟知したライダーだったので、日本在住カナダ人には、彼のテクニカルな情報が非常に役に立った。

Day O
バンクーバー島にあるBC州都ヴィクトリアに集合し、選手登録を行う。登録を済ませると大きな旅行用バッグが手渡される。全ての持ち物をこのバッグに入れ、ステージからステージへと移送してもらうのだ。毎朝レース前にこのバッグを輸送トラックに積み、その日ゴールした後トラックから再びバッグを受け取るという仕組みらしい。この日は、前夜祭パーティで夕食を食べて翌朝に備える。

レースレポートに入る前に自己紹介をしておくべきだろう。
私が始めてマウンテンバイクレースをしたのは1983年。その後2000年までプロとしていろいろなレースを戦ってきた。日本で参加したステージレースは、ツールド北海道。アメリカではCasper Classic。1986年にはTour of the Rockies Mountain Bike raceにも参加した。どれもそれぞれに印象に残る素晴らしいそして厳しいステージレースだ。だから、私は、2008年のこのレースが、レーサーであることをこんなに誇りに感じることができるレースになろうとは思いもしなかった。BCレースは、あらゆるマウンテンバイカーのためのレースだ。自分が「本当のMTBライダー」かどうかを試すのに最適な試験だと、プロ達は言う。どのライダーもプロと同じコースに参戦する。私のようなかつてのレーサーだって、もっと若かったらと言い訳しながら、現役レーサーと張り合うことができるのだから。ステージ1は、次のストーリーで。

Paul